2008年 07月 05日
札幌の想い出 3 |
札幌に行くのは今回が三度目(か、もしかすると四度目、、、忘れた!)である。
が、それらはいずれも若い頃の話であって、仕事で行くのは初めてである。だから、正直なところ、自分の仕事が札幌の客層にどう受け止められるのか不安はあった。仲間内でも評価が別れていた。札幌といえば大都会なのだから、東京、大阪などと同じような感覚で望んだらよいとする見方と、そうしてあんまり楽観してると失敗するぞという考え方である。後者の意見は大体自分の実体験によるものなのか、北海道まで行ったはいいけれど帰りの旅費まで出なかった、とか言って脅かされた。
実際、不安材料をあげればないこともない。新しい町、歴史の浅い町であるために、紙の文化というものがどの程度、普及定着しているのかわからない。しかもヤツガレの場合は竹の紙。北海道にはそもそも、マダケ、ハチク、モウソウチクといった類の竹がないのである。ヤツガレの竹紙が受け入れられるであろうか?
でもまあ結果的には、それは杞憂に過ぎなかった。
紙に対する関心は一般に高く、『ああ、和紙ね』と早合点するが、竹の紙であると答えると、それはそれとして興味を示してくれた。
竹そのものに対する関心も高かった。身近に無いもの故の憧れ、というかエキゾチズムみたいなものでもあるのだろうか、積極的に竹について質問して来るお客さんが多かった。
竹筆がずいぶん人気があったことから見て、札幌の書道人口が少なくないことが想像される。想像ばかりではない、たしか、誰かもそう言っていた。旭川あたりも多いのだとか聞いたように思う。
結論。ヤツガレの仕事や製品、作品に関する限り、大阪も札幌も同じようなスタンスで望んでよろしい。しかも札幌の人たちの方が物腰、態度、性格が上品である。別にだからといって決っして大阪が下品だと言うわけではないが、札幌の人たちの方がまだウブでシャイでスレていないということなのだろう。こんなことを思うのこそ、ヤツガレが大阪のオバチャンやオッチャンたちの中で、モマれシゴかれスレスレにスレてしまった証拠である。
が、それらはいずれも若い頃の話であって、仕事で行くのは初めてである。だから、正直なところ、自分の仕事が札幌の客層にどう受け止められるのか不安はあった。仲間内でも評価が別れていた。札幌といえば大都会なのだから、東京、大阪などと同じような感覚で望んだらよいとする見方と、そうしてあんまり楽観してると失敗するぞという考え方である。後者の意見は大体自分の実体験によるものなのか、北海道まで行ったはいいけれど帰りの旅費まで出なかった、とか言って脅かされた。
実際、不安材料をあげればないこともない。新しい町、歴史の浅い町であるために、紙の文化というものがどの程度、普及定着しているのかわからない。しかもヤツガレの場合は竹の紙。北海道にはそもそも、マダケ、ハチク、モウソウチクといった類の竹がないのである。ヤツガレの竹紙が受け入れられるであろうか?
でもまあ結果的には、それは杞憂に過ぎなかった。
紙に対する関心は一般に高く、『ああ、和紙ね』と早合点するが、竹の紙であると答えると、それはそれとして興味を示してくれた。
竹そのものに対する関心も高かった。身近に無いもの故の憧れ、というかエキゾチズムみたいなものでもあるのだろうか、積極的に竹について質問して来るお客さんが多かった。
竹筆がずいぶん人気があったことから見て、札幌の書道人口が少なくないことが想像される。想像ばかりではない、たしか、誰かもそう言っていた。旭川あたりも多いのだとか聞いたように思う。
結論。ヤツガレの仕事や製品、作品に関する限り、大阪も札幌も同じようなスタンスで望んでよろしい。しかも札幌の人たちの方が物腰、態度、性格が上品である。別にだからといって決っして大阪が下品だと言うわけではないが、札幌の人たちの方がまだウブでシャイでスレていないということなのだろう。こんなことを思うのこそ、ヤツガレが大阪のオバチャンやオッチャンたちの中で、モマれシゴかれスレスレにスレてしまった証拠である。
by konchikusho
| 2008-07-05 02:54
| 今(季節や時事)