2006年 10月 07日
厚い雲の切れ間から |
ちらりと名月は拝んだのである。愛すべき国民作家、井伏鱒二氏に敬意を表して、今朝ワンフレーズにとどめた名作の全文を掲げる。
逸題
今宵は仲秋名月
初恋を偲ぶ夜
われら万障くりあわせ
よしの屋で独り酒をのむ
春さん蛸のぶつ切りをくれえ
それも塩でくれえ
酒はあついのがよい
それから枝豆をひと皿
ああ 蛸のぶつぎりは臍みたい
われら先ず腰かけに坐りなおし
静かに酒をつぐ
枝豆から湯気が立つ
今宵は仲秋名月
初恋を偲ぶ夜
われら万障くりあわせ
よしの屋で独り酒をのむ
よしの屋なんかには行かずに我家で、しかし確かに独りきりで酒を呑んだ。(なぜなら→こちら)
酒は熱燗でといきたかったが、痛風には蒸留酒のほうがよいと聞いたのでブランデーにした。酒肴はというと、るあん製堅豆腐の湯豆腐と某所より届いた手作り金山寺味噌。まずは上等であった。
今宵は仲秋名月。そしてなぜか満月は明日だそうである。明日こそ雲が晴れて、このつづきができればいいのだが。そして明日は味噌で思い出した話を書いてみたい。
Bam それで初恋は偲んだのか?
Boo はい、シノビました。語ろうか? 聞きたい?
Bam 聞きたくない、 聞きたくない。
Boo あっ、そう。
逸題
今宵は仲秋名月
初恋を偲ぶ夜
われら万障くりあわせ
よしの屋で独り酒をのむ
春さん蛸のぶつ切りをくれえ
それも塩でくれえ
酒はあついのがよい
それから枝豆をひと皿
ああ 蛸のぶつぎりは臍みたい
われら先ず腰かけに坐りなおし
静かに酒をつぐ
枝豆から湯気が立つ
今宵は仲秋名月
初恋を偲ぶ夜
われら万障くりあわせ
よしの屋で独り酒をのむ
よしの屋なんかには行かずに我家で、しかし確かに独りきりで酒を呑んだ。(なぜなら→こちら)
酒は熱燗でといきたかったが、痛風には蒸留酒のほうがよいと聞いたのでブランデーにした。酒肴はというと、るあん製堅豆腐の湯豆腐と某所より届いた手作り金山寺味噌。まずは上等であった。
今宵は仲秋名月。そしてなぜか満月は明日だそうである。明日こそ雲が晴れて、このつづきができればいいのだが。そして明日は味噌で思い出した話を書いてみたい。
Bam それで初恋は偲んだのか?
Boo はい、シノビました。語ろうか? 聞きたい?
Bam 聞きたくない、 聞きたくない。
Boo あっ、そう。
by konchikusho
| 2006-10-07 02:47
| 今(季節や時事)