2006年 03月 13日
京都へ |
日置川からはまっすぐ帰らず、電車で京都に向かった。ギャラリーTerraに顔を出して、音座マリカさんの展示を拝見。話しぶりから『音』はジャズ、『座』は星座と推察。いずれ劣らずかなりマニアック。しかも特に『チャーリー・パーカー座』という個人的星座があるらしい。百年の知己ででもあるかのようにバードと愛称でよんでいた。絵は野草が満載。知らないものも多くあり恥ずかしかった。センダンの実でイヤリングを作っていた。球形で縦筋が沢山ある。わが家のは細長くて筋が少ないので、モノの本に数珠の素材になると読んだとき半信半疑だったのだが、種類がいくつかあるのだ。納得。
銀閣寺に近い常宿に泊まる。画家Kのアトリエ。近況を報告し合って、将棋を数番指し、就寝。
翌朝、外に出るとやけにモノモノしい。というかニギヤカ。『市民ハーフマラソン』なるものが催されていた。どこからか出発して宝ガ池まで行って折り返し、ここ北白川通りを下る。雨の中いやはや御苦労な事だが、それよりも御陰様で午前中一ぱいバスが走らない。仕方がないのでその辺を散歩する。マラソンランナーたちと逆行する形で歩いていると、詩仙堂に到着。じつはヤツガレ、いまから四半世紀ほど前にこの近くに住み、詩仙堂を庭みたいにしていた。懐かしくなって入ってみた。中はなにもかも昔のままでなにひとつ変わっていないのに、自分が変わっている事に驚いた。当時特別な関心
も払わずあたりまえのように看ていた丈山の仕事が、いまひどく近しいものとして胸に迫る。意外であった。年をとったという事か? 確かに二十歳(はたち)かそこらで詩仙堂になみなみならぬ関心を持ったとしたら、それはちょっと気味が悪い。どこかに無理があるだろうと思う。
午後になり、去年の個展の際注文をいただいた作品の搬入をしに宇治に行って、なんやかんやしていたら遅くなったので、もう一泊して、翌日帰路に着いた。
銀閣寺に近い常宿に泊まる。画家Kのアトリエ。近況を報告し合って、将棋を数番指し、就寝。
翌朝、外に出るとやけにモノモノしい。というかニギヤカ。『市民ハーフマラソン』なるものが催されていた。どこからか出発して宝ガ池まで行って折り返し、ここ北白川通りを下る。雨の中いやはや御苦労な事だが、それよりも御陰様で午前中一ぱいバスが走らない。仕方がないのでその辺を散歩する。マラソンランナーたちと逆行する形で歩いていると、詩仙堂に到着。じつはヤツガレ、いまから四半世紀ほど前にこの近くに住み、詩仙堂を庭みたいにしていた。懐かしくなって入ってみた。中はなにもかも昔のままでなにひとつ変わっていないのに、自分が変わっている事に驚いた。当時特別な関心
も払わずあたりまえのように看ていた丈山の仕事が、いまひどく近しいものとして胸に迫る。意外であった。年をとったという事か? 確かに二十歳(はたち)かそこらで詩仙堂になみなみならぬ関心を持ったとしたら、それはちょっと気味が悪い。どこかに無理があるだろうと思う。
午後になり、去年の個展の際注文をいただいた作品の搬入をしに宇治に行って、なんやかんやしていたら遅くなったので、もう一泊して、翌日帰路に着いた。
by konchikusho
| 2006-03-13 05:32
| 今(季節や時事)