2010年 06月 12日
竹取り急ピッチ |
モウソウチクのトンツク収穫の大詰めである。竹林に入って、竹を伐って、数本一塊(ひとかたまり)の束にして、運び出して、軽トラに積みこむ。それを作業場まで運んで、漬け込み用に加工して、大樽に漬け込んでようやく一段落なのだが、いまはとりあえず、頃合いのタケを伐り出す作業を集中的にこなす毎日。まったく単純な肉体労働なのだが、タケの束を担いで軽トラまで運んで行くのがとにかくエラい。エラいとは『過酷である』ということである。 一見なだらかそうだが延々と続く坂道を、重荷を担いで運ぶ。それも下るならまだしも上りである。何往復もするのである。はじめは足取りも軽やかだったが、次第次第にくたびれて来て、最後は足が止まってしまった。『十字架を背負いゴルゴタの丘へと向かうイエス・キリストのように』などと喩えては不謹慎か?
見かねた竹林の持ち主が運搬機を貸してくれた。おお、我が父なる神は、このくたびれ果てた子羊を見放しはしなかった。
楽っらく〜! こうして運ぶと辛い仕事も楽しいぞ。文明の利器はありがたい。その名も『ピンクレディー』とかいう商標だから、「ペッパー警部」以下そのラインナップを鼻歌まじりに作業再開すると、どんどんぐんぐんボルテージが上がってゆく。新約聖書の世界からいきなり昭和歌謡の世界に一変、現金なものである。まあ、これからもいろんな作業が待っているのだから、楽できるところは楽しなければ、と自分を納得させるのであった。
楽っらく〜! こうして運ぶと辛い仕事も楽しいぞ。文明の利器はありがたい。その名も『ピンクレディー』とかいう商標だから、「ペッパー警部」以下そのラインナップを鼻歌まじりに作業再開すると、どんどんぐんぐんボルテージが上がってゆく。新約聖書の世界からいきなり昭和歌謡の世界に一変、現金なものである。まあ、これからもいろんな作業が待っているのだから、楽できるところは楽しなければ、と自分を納得させるのであった。
by konchikusho
| 2010-06-12 10:32
| 竹(タケについて)